【FX初心者がまずやること】FXの始め方をわかりやすく解説!

FXはどんなものだろう? 興味がありながら、FXの始め方がわからなくて、そのままになっている人も多いのではないでしょうか?
FXを始めるにあたり、FX初心者がまずやること、FXの始め方について、初めての人にもわかりやすく解説していきます。
はじめは、聞きなれない用語も難しく感じるかもしれませんが、読み進めれば、FXがどういうものなのか、FXの始め方がわかるでしょう。
FX初心者がまずやることは?

FXを始めるために初心者がまずやることは、次の7つです。
- FXの仕組みを知る
- FXの基礎用語を理解する
- FX会社の口座を開設する
- FXのトレードをしてみる
- 取引時間・取引通貨を選ぶ
- トレードスタイルを選ぶ
- 取引する前に注意点を知る
FXとは? FXで利益が出る仕組み
FXとは「Foreign Exchange(外国為替)」の頭文字をとったもので、日本では外国為替証拠金取引とも言います。
米ドルや日本円など、2つの国の通貨を買ったり、売ったりした差額を利益にしていく取引のことです。
FX取引は、以下の2つの取引で成り立っていいます。
- 安く買って高く売る
- 高く売って安く買う
【買い⇒売り】or【売り⇒買い】のどちらでも利益を上げられるのがFXの魅力です。
例1)1ドル100円で米ドルを買う 【買い⇒売り】
価格が上昇し105円で売る→5円の利益となる
価格が下落し95円で売る→-5円の損失となる
例2)1ドル100円で米ドルを売る 【売り⇒買い】
価格が下落し95円で買う→-5円の利益となる
価格が上昇し105円で買う→5円の損失となる
外国為替市場では、通貨の価値が刻々と変わっていきますが、FX取引では、通貨レートの変化を読んで、通貨の売買を繰り返していきます。
FXは少額から稼げる投資
FXは大金の取引というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、少額から始めることができる投資です。
以前は、最小取引単位が1万通貨単位一般的でしたが、現在では、1000通貨で取引できる会社も増えています。
一万通貨の場合、取引に最低でも4万円程度が必要になるところが、1000通貨対応のFX会社であれば、4000円程度から取引ができます。
FXでよく使われる基礎用語
FXで知っておいた方がよい用語を解説していきます。
レバレッジ
少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組みのことをレバレッジといいます。(レバレッジは、てこの原理の意味)
日本国内では、最大25倍までとなっています。
例えば、10万円の資金で250万円までの取引ができます。
レバレッジを利用することで、少ない資金でも効率よく利益をあげることが可能です。
スプレッド
スプレッドとは、通貨の購入時の買値と、売ると時の売値の差のことです。
FX取引には、基本的に手数料がかからないので、実質的にこれが手数料と考えられています。
FXで取引するたびにスプレッド分がマイナスとなるので、スプレッド幅が狭いFX会社を選びましょう。
スワップポイント
スワップポイントは、2カ国間の金利差によって発生する利益のことで、「金利差調整分」とも呼ばれます。
低金利の国の通貨を売って、高金利通貨を買うと、ポジションを決済するまで金利差(スワップポイント)を得られます。(高金利の国の通貨を買って、低金利通貨を売った時の金利差も同じ)
逆に高金利通貨を売って低金利通貨を買う場合は、スワップポイントがマイナスになり、金利差分のスワップポイントを支払うことになります。
スワップポイントは、ポジション保有だけで利益を得られるので、FXで利益を出す手法の一つとされています。
高金利通貨の為替レートは、変化が激しい傾向があるので注意が必要です。
ロスカット
ロスカットとは、相場が変動して含み損が大きくなった場合に、FX会社のシステムによって強制的にポジションが決済されてしまうことです。
ロスカットは、FX会社が定める規定の基準を下回った場合に実行されます。
必要証拠金
FX取引を始めるにはまず、証拠金が必要になりますが、証拠金とは担保のようなものです。
必要証拠金とは、取引でポジションを取るために最低必要となる預け金です。
証拠金維持率とは、必要証拠金に対する口座金額の割合を示します。
FXの口座選びから取引まで

FX会社の口座選びから、取引までの流れを説明していきます。
FX会社を選ぶ
FXを始めるには、取引口座の開設が必要です。
始めて選ぶ方にとって、どのようなFX会社を選んでよいか迷うかもしれません。
FX会社を選ぶポイントは次のとおりです。
- サポート体制が整っている
- スプレッドが狭い
- スワップポイントが有利
- 取引手数料が安い
- どんなキャンペーンがあるか
FXの口座開設は、各FX会社のホームページから申し込みできます。
FXの口座を開設する
FX会社が決まったら、サイト内にある口座開設の申し込みのフォームに、必要事項を入力し、提出します。
申し込みの際には、本人確認書類のアップロードが必要になるので、あらかじめ準備しておきましょう。
FX会社の方では、内容に不備がいないか審査に入ります。
無事審査に通ると、FX会社から口座開設完了の連絡がきます。
FXの口座に入金する
口座開設が完了したら、FX会社の会員サイトにログインして入金しましょう。
金融機関からの送金やインターネットバンキングで入金ができます。
入金が確認できたら、取引をスタートできるようになります。
FXの取引をしてみる
まずは、FX会社の実際の取引画面や取引の流れを確認しておきましょう、
始めは、デモ口座で練習し、感覚をつかんでから、本番でトレードすることをおすすめします。
FXの取引前に知っておくべきこと

FXの取引で重要な次の4点について解説していきます。
FXの取引時間
FX取引は世界の為替市場が開いている平日24時間取引ができます。
基本的には日本時間の月曜日朝7:00頃~土曜日朝700頃まで取引が可能です。
土日は、基本的に取引を行うことができません。
また、クリスマス・大晦日・正月・祝日などもそれぞれの国により取引できない期間があります。
<FX取引におすすめの取引時間>
為替市場の取引時間は時間帯によってそれぞれ特徴があります。
- 東京時間(8時以降):東京市場がオープンし、オセアニアやアジアの取引が盛んになる
- ロンドン時間(16時以降):世界1位の取引量を誇るロンドン市場がオープンする
- ニューヨーク時間(21時以降):米国市場がオープンする
FX取引には、為替市場が活発になり、取引量も増える15時から24時がおすすめです。
FXの取引通貨ペア
通貨ペアとは、売買する2ヵ国の通貨の組み合わせのことをいいます。
例)米ドルと日本円の通貨ペア
→米ドル/円
1米ドルを何円で交換できるのかということを表します。
初心者は、流動性が高く、スプレッドが狭い通貨を選ぶとよいでしょう。
<おすすめ通貨ペア>
- 米ドル円
- ユーロドル
- ユーロ円
FXの取引に準備する金額
FXでは、最小取引単位は、1,000通貨もしくは10,000通貨と設定している会社がほとんどです。
例)1,000通貨を最小取引単位としているFX会社を利用する場合
1ドル100円で取引する
→必要な金額は10万円
レバレッジ25倍で取引すれば、4,000円×25=10万円で4,000円から取引できます。
ただし、あまり少額での取引はロスカットになる可能性があるので、おすすめできません。
FXの取引には、最低10万円くらいを用意しておくのが安心です。
FXのトレードスタイル
FXには、以下の3つのトレードスタイルがあります。
それぞれ特徴があるので、自分に合った取引スタイルを選びましょう。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒~数分単位で小さな利益を積み重ねるトレードスタイルです。
最終的にはまとまった利益を狙うことができます。
すきま時間を利用して忙しい人にも取引できるのでおすすめです。
デイトレード
数時間~1日で取引終わらせるトレードスタイルです。
リアルタイムで相場を何度かチェックできる人に向いています。
無理なくFX取引を続けたい方にはおすすめのトレード手法です。
スイングトレード
数日~数週間で取引を行う中期的なトレードスタイルです。
市場チェックも1日1回程度なので、取引に多くの時間を割けない人に向いています。
保有期間が長く大きな利益を狙えますが、その分取引リスクも大きくなります。
FXを始める時の注意点

FXを始める時の注意点について、ご紹介します。
レバレッジをかけすぎない
レバレッジをかけるほど、利益も多くなりますが、リスクも大きくなります。
例)レバレッジ1倍での取引の損失が1万円の場合
→レバレッジ25倍の損失は25倍の25万円となる。
リスクを下げるために、レバレッジは低めに設定しておきましょう。
損切ラインを決めておく
損切とは、損失を抱えている状態でも、保有している通貨を決済することです。
損失が少ない段階で早めに判断をして、損失を最低限に抑えるために行うものです。
「相場が戻るかもしれない」という期待や、「資金が減ってしまう」という恐怖から、なかなか損切りに踏み切れなかったりします。
早めに損切していたら、損失は少額で抑えられたところを、損切りをできずにいると、かえって損失が膨らんでしまうことになりかねません。
あらかじめどこで損切をするのか、損切ラインを決めておきましょう。
FXでは、損失はゼロにするのではなく、できるだけ小さくすることが大切です。
ロスカットに注意する
FXでは、FX会社の定めた証拠金維持率を下回ると、強制ロスカットされます。
FXでは、為替レートの動き次第では、大きな損失になるリスクもあります。
ロスカットは、ネガティブな印象がある方もるかもしれませんが、損失額が拡大し、不足金の発生を避けるために、ロスカット制度があります。
ロスカットを防ぐには、こまめに損切りをするか、資金にゆとりを持たせることが有効です。
口座資金に余裕があれば、一時的に含み損を抱えても、相場が戻るまでポジションを持ち続ける余裕ができます。
ポジポジ病にならない
ポジポジ病のポジとはポジションの意味で、常にポジションを保有し、トレードに参加していなければ不安になってしまう精神状態のことをいいます。
「もっと稼ぎたい」
「損失を取り返したい」
「機械損失をしたくない」
という心理から、予定外のところでエントリーしてしまうこともあります。
時間がない人には自動売買もおすすめ
忙しくてFX取引に時間を割くことができない場合には、FXの自動売買を運用するのもよいでしょう。
FXの自動売買は、あらかじめ設定しておくだけで、代わりにシステムが24時間FX取引をしてくれます。
長期的な投資として少しずつ利益を積み上げていきたい人にはおすすめです。
FX自動売買には、いくつか種類があります。
特徴を比べ、自分の要望に合ったものを選ぶとよいでしょう。
初心者におすすめのFX勉強法

初心者におすすめのFX勉強法をご紹介します。
本やSNSなどから知識を吸収する
FXに関する本も様々なものがでています。
自分のレベルに合ったものを選んで、何冊か読んでみるとよいでしょう。
また、インターネット上のプログやYouTubeなど、SNSでも有益な情報が得られるので、ネットを通じてFXについて習得することもできます。
教材・商材を活用する
初心者が一から独学でFXのコツを習得するのには、かなりの時間を必要とします。
FXの教材・商材は、初心者のつまずきやすい点が研究され、体系的に作成されているもの増えました。
それらをうまく活用すれば、ひとりで勉強するよりも効率よく習得できるでしょう。
講座を受講する
なかなか本を読んでもわかりにくいという人には、様々なFX講座もあります。
FXの講座では、FXプロトレーダーや講師がFXの勉強方法をわかりやすく解説しているので、初心者の方は受講してみるのもよいでしょう。
初心者におすすめのFX口座

初心者におすすめのFX口座をご紹介します。
DMM FX
最低取引単位 |
10000通貨 |
スプレッド |
米ドル/円(USDJPY)0.2銭 |
取引手数料 |
0円 |
通貨ペア |
21通貨 |
最初に必要な取引証拠金 |
制限なし(クイック入金:5,000円~) |
- スプレッドは業界最狭水準
- 各種手数料無料
- 充実の取引ツール
- FXの取引でポイントが貯まる
- 貯めたポイントは「1ポイント=1円相当」で現金に交換可能
そのまま取引に使用か、DMM FXの口座にキャシュバックも可能 - 最新ニュースを無料提供

GMOクリック証券
最低取引単位 |
10000通貨 |
スプレッド |
米ドル/円(USDJPY)0.2銭 |
取引手数料 |
0円 |
通貨ペア |
20通貨 |
最初に必要な取引証拠金 |
指定なし |
- FX取引高が9年連続1位
- スマホアプリやモバイルなど取引ツールが充実
- 初心者でも使いやすく安心
- 株式投資や先物取引に同一アカウントが使える
外為ドットコム
最低取引単位 |
1000通貨 |
スプレッド |
米ドル/円(USDJPY)0.2銭 |
取引手数料 |
0円 |
通貨ペア |
30通貨 |
最初に必要な取引証拠金 |
指定なし(初回入金額:1,000円~) |
- スプレッドは業界最狭水準
- スワップポイントが高い
- チャートが高機能
- 豊富な情報量
- 会社主催の無料セミナー
YJFX
Yahooグループ、大手の信頼感
最低取引単位 |
1000通貨 |
スプレッド |
米ドル/円(USDJPY)0.2銭 |
取引手数料 |
0円 |
通貨ペア |
24通貨 |
最初に必要な取引証拠金 |
5,000円~ |
- スマホで使いやすい
- 学べるコンテンツが充実
- 取引に応じてPayPayボーナスか現金がもらえる
- 24時間電話サポート
- 無料オンラインセミナー
【FX初心者がまずやること】FXの始め方をわかりやすく解説!のまとめ
ここでは、「FX初心者がまずやることと、FXの始め方」について、FXの基礎用語、口座開設から、始める前に知っておくべきこと、注意点、おすすめ口座などをご紹介してきました。
難しく感じる内容もあったかもしれませんが、大きな損失を出さないために、とても重要な内容となっています。
FXで収益をあげていくために、この内容をよく理解し、デモトレードで慣れてから、FXの取引を始めていきましょう。