FXの窓とは?窓開きの理由と窓埋め手法をご紹介!

FXチャートでよく見かける、FXの窓空き。
窓開きは、なぜおこるのでしょうか?
ここでは、FXの窓とは何か?窓開きの理由と窓埋めの手法について解説していきます。
窓埋め手法は、FXトレーダーに人気の手法なので、理解して、ぜひトレードに活かしていきましょう。
窓とは?

「窓」とは図のように、レートが大きく乖離した状態(窓開け)を言います。
通常は、ローソク足は連続した値動きを表したものなので、隣との距離が大きく離れることはありません。
ところが、月曜日の朝には、図ように価格に開きがあるチャートをよく見かけます。
この離れた状態から、また先週の金曜日の価格までもどった状態を窓埋めと言います。
窓埋めを上手に使いこなせれば、大きな利益につなげることができます。
窓開きが起こる理由

FX市場が閉まっている間、取引は月曜日の朝まで休止しています。
普通は、FXでの取引は行われませんが、一部の国では、カレンダーの曜日の違いから、取引が続いている場合があります。
その間に世界で大きな出来事があったり、大口取引があると、価格が大きく動いてチャートに窓が開くことになります。
「窓埋め」が注目される理由

月曜の朝に大きく開いた窓は、その後、しばらくすると価格が反動して窓を埋めるように動くことがよくあります。
そのため、多くのトレーダーに注目されており、窓埋めが成功する確率は、80%と言われています。
月曜の窓が埋まる3つの理由
- 窓埋めを確信したトレーダーがエントリーする
- ポジションを持ち越したトレーダーの利確する
- ポジションを持ち越したトレーダーの損切りする
開いた窓が埋まることを期待した、多くのトレーダーが、逆張りエントリーします。
その結果として、窓が閉まる方向に価格が動くことになります。
また、ポジションを持ち越したトレーダーたちの利確や損切によって、窓とは逆のトレンドが出来上がることになります。
効果的な「窓埋め」手法は?

基本的には「窓埋め」の手法に関しては、窓とは逆方向のポジションでエントリーすればよいということになります。
「窓埋め」に失敗しないために、以下の3点に注意しましょう。
- 金曜日にポジションを全て利確しておく
- 必ずストップロスを入れる
- 月曜の朝、他のFX業者よりも早く取引ができる口座を選ぶ
金曜日中にポジションを全て利確する
なるべく週末に全てのポジションを解消しておくことをおすすめします。
それにより、月曜日の窓開けのリスクを回避し、スタートと同時に窓埋めを効果的に活用することができます。
窓埋めのトレードに備えて、いつでもエントリーできるようにしておきましょう。
必ずストップロスを入れる
「窓埋め」が高確率で成功するとはいえ、投資の世界に100%はありません。
ストップロスを入れて、必ずリスクヘッジをしておきましょう。
月曜早朝から取引ができる口座を選ぶ
ほとんどのFX業者が朝7時から取引が可能ですが、朝6時から取引できるFX業者もあります。
月曜朝の取引開始時間が早く、「窓埋め」手法におすすめ口座は、以下の3つです。
- ヒロセ通商
- JFX
- OANDA Japan
「FXの窓とは?窓開きの理由と窓埋め手法をご紹介!」のまとめ
ここまでFXの窓について、FXの窓とは何か、窓開きの理由、窓埋め手法についてご紹介してきました。
月曜の窓埋めトレードだけを狙ったトレーダーも大勢います。
FXにおいて、高い確率で成功すると言われている窓埋め手法なので、ぜひ、トレードに取り入れてみましょう。