FX初心者におすすめの取引時間は？市場が動く時間帯や特徴をご紹介！
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FXの取引をする時に一体いつトレードすればよいのか、迷うことはないでしょうか？
ここでは、FＸ初心者におすすめの取引時間帯、特に市場が動いて、取引するのに有利な時間帯について、解説していきます。
不利な時間帯で取引をすることがないように、まず初めに読んでいただきたい内容です。
FXの市場が動いて取引しやすい時間帯は？
FX取引は24時間できますが、いつでも活発に動いているわけではありません。
FXは売りと買いの差を利益としていくので、値動きが小さい時よりも、値動きが大きい時の方が、より大きな利益を出すことができます。
利益効率のよい為替相場の時間帯を選んで取引することが重要となります。
FXには、世界3大市場と呼ばれる3つの市場があります。
- 東京市場
- ロンドン市場
- ニューヨーク市場
結論から言いますと、ロンドン市場とニューヨーク市場のオープン時間が重なる、21時から25時がおすすめとなります。
世界三大市場について見ていきましょう。
東京市場の特徴
日本時間の8時から16時までは東京時間と呼ばれ、東京市場が開いている時間帯です。
アジアやオセアニア、日本のトレーダーが多く参加します。
金融機関は、日本時間の9時55分に、その日の基準レートである仲値を提示するので、この時間にかけて売買の取引が活発になりやすい傾向があります。
仲値（なかね）とは？
金融機関が外国為替取引をする時に、基準となるレートのこと。
毎営業日9時55分に発表され、TTM(Telegraphic Transfer Middle Rate)ともいう。
この基準レートは、輸出入業者が利用し、毎月5日と10日（五十日、ごとうび）は輸入業者の決済が多くなるため、円安ドル高になりやすいとされています。
ロンドン市場の特徴
日本時間の16時から26時までは「ロンドン時間」と呼ばれ、ロンドン市場が開いている時間帯です。（冬時間では17時から27時まで）
ロンドン市場の取引量は世界1位で、ヨーロッパのトレーダーが中心となります。
特に、ユーロ(EUR)やポンド(GBP)などの通貨は、値動きが活発な通貨です。
ロンドン時間はユーロ圏やイギリスの経済指標が多く発表され、内容によっては大きく為替が動くこともあります。
トレードする場合は、経済指標を確認しておきましょう。
21時以降は、ニューヨーク市場と重なり、1日の中で最も取引が活発な時間帯なので、FX初心者の方にもおすすめの取引時間です。
FXで重要な経済指標についてはこちら
ニューヨーク市場の特徴
日本時間の21時から翌朝6時まではニューヨーク時間と呼ばれています。（冬時間では22時から翌朝7時まで）
アメリカのトレーダーが取引に参加し始める21時頃から、市場が激しく動き始めます。
ここでは、米ドル/円(USDJPY)やユーロ/米ドル(EURUSD)の通貨ペアが積極的に取引されます。
特に26時までは、ロンドン市場と時間が重なり、参加するトレーダーが多く、取引量も増えるので、値動きがさらに活発になりやすくなります。
この時間はトレンドが発生しやすく、FXの取引では重要な時間帯となります。
この間の21時から25時までは、FX初心者の方にもおすすめしたい取引時間です。
22時30分には、アメリカの株式市場がオープンし、24時にオプションカットと呼ばれるオプションの権利行使機関が設定されているので、為替市場にも影響を与える場合があります。
また、アメリカの経済指標が続々と発表される時間帯でもあるので、前もって経済指標を確認しておくことをおすすめします。
特に毎月第一金曜日には、重要な経済指標の1つであるアメリカの雇用統計が発表されるので、気を付けましょう。
FXで重要な経済指標についてはこちら
FXの取引時間はいつ？
FXの取引時間はいつなのか？をご紹介します。
FXで取引できる時間帯
FXは、為替市場が開いている平日24時間と祝日（元日を除く）は取引を行うことができます。
日本で取引する場合は、月曜日の6時頃から土曜日の6時頃まで取引が可能です。
日本が祝日の場合でも、世界の為替市場が開いている場合は、取引が可能です。
FXで取引できない時間帯
FX取引では、基本的に土日は取引ができません。
また、国内外の銀行が休業する元日（1月1日）も取引ができず、クリスマス（12月25日）や大晦日（12月31日）は取引時間が短縮されることがあります。
FXの市場でおすすめできない時間帯は？
以下2つのFX市場で値動きが小さい時間帯は、トレードは控えた方がよいでしょう。
日本時間の早朝（6時から7時）
日本時間の早朝6時から7時は、市場への参加者が少なくなるので、ボラティリティが低く、値動きが小さくなりやすい傾向があります。
また、スプレッドが広がり、手数料がかかりやすくなるので、トレードは控えた方がよいでしょう。
重要な経済指標の発表前
重要な経済指標の発表前は、トレーダーたちは様子見でボラティリティが低くなり、値動きが小さくなることがあります。
経済指標の発表時間の前後1〜2時間はトレードを控えましょう。
FXで重要な経済指標についてはこちら
『FX初心者におすすめの取引時間は？市場が動く時間帯や特徴を解説！』のまとめ
ここまで、FXトレードにおいて、為替市場が動きやすく、利益をだしやすい時間帯、各市場の特徴について見てきました。
初心者の方は、世界3大市場である、東京市場・ロンドン市場・ニューヨーク市場の特徴を把握しておくことは、FXトレードをする上でとても重要です。
これらを念頭におきながら、トレード戦略を立てていきましょう。