FXスイングトレード手法とは?基本とメリット・デメリットをご紹介!

FXでスイングトレードを始めてみたいけど、どのようにすればいいか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
FXのスイングトレード手法は、基本的なトレード手法の一つです。
この記事では、FXのスイングトレード手法とはどのようなものか、時間足やおすすめ通貨、メリット・デメリットについて解説していきます。
FXのスイングトレード手法について理解を深めて、トレードに活用していきましょう!
FXスイングトレード手法とは?
FXのスイングトレード手法とは、数日から数週間単位で注文と決済を完了させるトレードスタイルです。
ポジションの保有時間は、スキャルピングやデイトレードよりも長く、中長期的に利益を狙っていきます。
<基本的なトレードスタイルの取引時間>
- スキャルピングトレード:数秒〜数分
- デイトレード:数十分から1日
- スイングトレード:数日から数週間
仕事が忙しい方や主婦の方などで、あまり頻繁にチャートを見れない人に向いているトレードスタイルでしょう。
FXスイングトレード手法の時間足
FXのスイングトレード手法では、時間足や日足のチャートを中心に見ていきます。
1時間足では、1時間に1本、日足では1日に1本のローソク足で表示されるので、短い時間足よりも何度も相場を確認する必要がなくシンプルです。
1時間足と日足をベースに、月足や週足、4時間足も参考にトレードしていくとよいでしょう。
1時間足よりも短い時間足は、トレンドの方向性を捉えるのが難しく、かえって混乱してしまう場合が多いのであまりおすすめできません。
FX初心者の方は、まずは月足や週足、日足などで長期的な方向性を確認し、1時間足や4時間足などの時間足でエントリーのタイミングを見つけていきましょう。
FXのスイングトレード手法のおすすめの通貨ペアは?
FXのスイングトレード手法では、以下の流動性が高い通貨ペアがおすすめです。
- ドル円
- ユーロ円
スイングトレードは、中長期的にポジションを保有していくので、安定してトレンドが発生する通貨ペアの方が利益を狙いやすくなります。
マイナーな通貨よりもメジャーな通貨の方が流動性が高いので、少しずつ試しながら自身に合った通貨ペアを探していきましょう。
FXスイングトレード手法のメリットは?

FXのスイングトレード手法には、次3つのメリットがあります。
- 忙しい人でもFX取引がしやすい
- 1回のトレードで得られる利益が大きい
- スワップポイントの利益も狙える
1. 忙しい人でもFX取引がしやすい
FXのスイングトレードでは、数日から数週間にわたってポジションを保有するので、パソコンに張り付き、常にチャートの動きを確認する必要はなくなります。
1日に1回から数回チャートを確認するのが一般的です。
サラリーマンのように忙しくてFX取引のための時間が取れない人でも、取り組みやすいトレード手法です。
2. 1回のトレードで得られる利益が大きい
2つ目は、1回のトレードで得られる利益が大きいことです。
スイングトレードはポジションの保有期間が長いので、うまくトレンドに乗れば、短期的なトレードよりも1回のトレードで大きな利益をあげることができます。
また、スキャルピングやデイトレードと違い、エントリーのタイミングが遅れて数pipsずれてしまっても最終的に取れる値幅が大きいので、利益を狙うことができます。
3. スワップポイントの利益も狙える
3つ目は、スワップポイントの利益も狙えることです。
スワップとは、2つの通貨の金利差から得られる利益のことです。
低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買うと、その金利の差額を毎日スワップポイントとして得ることができます。
スキャルピングやデイトレードなどの短期トレードとは違い、スイングトレードでは、長期的にポジションを保有するからこそ狙える利益の出し方です。
FXスイングトレード手法のデメリットは?

FXのスイングトレード手法には、以下の3つのデメリットがあります。
- 相場が急激に動いた時の対応が難しい
- エントリーチャンスを待つ時間が長い
- ある程度の資金が必要
1. 相場が急激に動いた時の対応が難しい
1つ目は、 相場が急激に動いた時の対応が難しいことです。
事前にスケジュールが決まっている要人発言や経済指標の発表などがありますが、それ以外にも突発的に起こった災害や事件の影響で、急激に相場が動く場合があります。
このような時は、通常であれば数週間かけてゆっくり動いていく価格が、数時間であっという間に変動してしまうので、スイングトレードでは対応するのが難しくなります。
2. エントリーチャンスを待つ時間が長い
2つ目は、 エントリーチャンスを待つ時間が長いことです。
スイングトレードは、日足や時間足を見てトレードしていくので、短期足よりもローソク足ができるまでに時間がかかります。
そのため、エントリーチャンスのタイミングが合わないと、次のエントリーチャンスまで待つ時間が長くなります。
3. 余剰資金が必要
3つ目は、余剰資金が必要だということです。
スイングトレードは、1回の利益が大きくなる分、損失も大きくなりやすいので、相場が予想とは逆方向に進んでしまった場合は、トレンドが転換するまで辛抱強く待つ必要があります。
長期間にわたってポジションを保有するには、含み損に耐えるだけの資金が必要です。
資金が少ないと、含み損によって強制ロスカットされてしまうリスクがあるので、そうならないために、あらかじめ指値や逆指値を設定しておきましょう。
ロスカットされないだけの、余裕ある資金を口座に入れておく、またはレバレッジを抑えるようにしましょう。
「FXのスイングトレード手法とは?基本とメリット・デメリットをご紹介!」のまとめ
この記事では、FXのスイングトレード手法とは何か、時間足やおすすめの通貨ペア、メリット・デメリットについてご紹介してきました。
FXのスイングトレード手法とは、数日から数週間単位で注文と決済を完了させるトレードスタイルなので、仕事が忙しくで時間の取れない方に向いています。
<FXのスイングトレード手法のメリット>
- 1回のトレードで狙える利益が大きい
- スワップポイントの利益も狙える
<FXのスイングトレード手法のデメリット>
- 相場が急激に動いた時の対応が難しい
- エントリーチャンスを待つ時間が長い
- 余剰資金が必要
<おすすめの通貨ペア>
- ドル円
- ユーロ円
この記事の内容を参考に、スイングトレードを活用していきましょう。