FXのNYオプションカットとは?時間帯や特徴、注意点について解説!

よく耳にする、「NYオプションカット」という言葉ですが、一体何だろうと思っている初心者の方もいるのではないでしょうか?
この記事を読むと、
「NYオプションカット」って何だろう?
「NYオプションカット」の特徴は?
「NYオプションカット」の時間や注意点は?
ということがわかるようになります。
NYオプションカットについて知り、FXの相場の分析に役立てていきましょう。
FXのNYオプションカットとは?
オプションFXは「決められた日時に、ある通貨を、ある価格で、買う・売る」という取引をするものです。
NYオプションカットとは、アメリカにあるニューヨーク市場でのオプションFXの権利行使の締め切り時間のことを言います。
ニューヨーク市場は、ロンドンと並ぶ大きな市場で取引参加者も多く、最も為替変動が大きいと言われている市場です。
NYオプションカットの締め切り時間ギリギリになると、オプションの買い手・売り手の駆け引きが始まります。
相場変動がより大きくなるため、トレードには特に気を付けたい時間帯です。
FXのNYオプションカットの時間帯は?

FXのNYオプションカットの時間帯は日本時間で、
夏時間:23:00 です。(冬時間:24:00 )
ニューヨーク市場での夏時間・冬時間は
夏時間:3月第2日曜日から11月第1日曜日
冬時間:11月第1日曜日から3月第2日曜日
となっています。
夏時間はサマータイムが導入され、冬時間よりも1時間早まります。
NYオプションカットの特徴
オプションカットの権利行使の締め切り時間を過ぎると、通貨オプションの権利を使うことができなくなってしまいます。
この権利とは、行使することで利益を得たり、通常のFXでの損失を少しでも抑えるというものです。
権利の買い手は、NYオプションカットの直前までに権利を行使できるようにポジションを持ち、レートを調整しようとします。
また、売り手も有利に運ぼうと考えるため、権利を行使されないように、買い手とは反対のポジションを持とうとします。
両者の思惑がレートに反映され、NYオプションカットまでレートは拮抗します。
NYオプションカットの時刻になり、持っていたポジションが不要になると、一斉にポジションを手放します。
これによって相場が一方向に動き、NYオプションカットの後は相場が荒れやすくなります。
NYオプションカット|トレード時の注意点

NYオプションカットは、世界中機関投資家が、一斉にオプション取引を行うため、値動きが激しくなりやすい時間帯です。
特に月末のNYオプションカットでは、100pips以上数十分の間で動くこともあります。
日本時間の夏時間23時頃(冬時間24時頃)は、初心者の方は、特に注意が必要です。
「FXのNYオプションカットとは?時間帯や特徴、注意点について解説!」のまとめ
ここでは、「FXのNYオプションカット」とは、どのようなものか、時間帯、特徴と注意点について、解説してきました。
FXのNYオプションカットでは、相場が荒れるので、特に初心者の方には、注意が必要な時間帯の一つです。
ぜひ、この記事を参考にして、FXのトレードに活かしていきましょう。